Latest Entries

「移民政策ではない」の意味

政府が骨太の方針2018を発表。
日本の超高齢化、若年労働力不足に対して、ついに、
これまでの、限定的な「実習生」という名の労働力政策では足りないことを認め、
単純労働と呼ばれる分野に、
外国人労働者を大幅に受け入れる方針をだしました。

ところが、政府は「移民政策ではない」と、わざわざ釘を刺している。
5~10年の期限付きで、一定の業種のみに認めるというのだが、
5年、10年いれば、日本に生活の基盤ができるのは当然で、
母国から家族を呼び寄せて暮らしたいと思うのも人情だと思いますが、
それはダメ。
あくまでも、日本の社会に都合のよい、
使い捨て労働力だけがほしい、ということのようです。

今の実習生制度では、仲介企業や受け入れ企業がピンはねをして、
労働者は奴隷労働を強いられたり、
福島の除染作業にも外国人がいると聞きます。

いろんな国の人とともに働くことは、多様な価値観があると知ることにもつながり、
日本人の働き方を変えるうえでも、
いいチャンスだと思いますけどね。

静かな革命

アイルランドの
人工妊娠中絶を禁じる憲法条項撤廃の是非を問う
国民投票で、賛成66.4%、反対33.6%。
カトリックの影響の強いアイルランドで、ついに、
中絶が合法化されることが決まった。

同性愛者であることをカミングアウトしているバラッカー首相は、「静かな革命がおきた」
「もう、中絶は恥辱ではなくなった。もう孤立することはない」と勝利宣言したという。

本当に、静かだけれど、革命が世界中で起こっている気がする。

アメリカで始まった#MeToo運動は、
じつは「詩織さん事件」として、もっと前から日本でも起こっているが、
メディアは、レイプ加害者が安部首相のお友だちであるため、
触れようとしない。
しかし、詩織さん事件にスポットが当たるのも、時間の問題だと思う。
なぜなら、福田事務官のセクハラ問題で、
ようやく、メディア内で、
女性たちの声が影響力を持ち始めたからだ。

勝間和代さんが、同性愛をカミングアウトしたことも、
変化の遅い日本で地殻変動が起きていることを感じさせてくれる。

日本はいつになれば変わるのか、
いやになることもあるけれど、めげないで、できるところから、変えていこう。

これが日本だ、私の国だ

私がフォークソングをよく聞
いていた頃。

五つの赤い風船のアルバム(その頃はLPと呼んでいました)は、
レコード盤が擦り切れるほど、さらに日に当たって波打つほど、聞きました。
その中に、「遠い世界に」があります。

2番の歌詞に「これが日本だ、私の国だ」という言葉がありました。
ベトナム戦争が長期化する中で、日本も学生運動で大荒れだった頃。

そして、最近、ニュースを見ていて、
よく、この歌詞が頭に浮かんできます。
「これが日本だ。私の国だ」

デ・ジャヴ?
いや、
あの頃より、もっと、ひどくなっている気がするんだけど。

(森かけ問題なんか、ウソと資料隠しで、
全貌が明らかになるまで、私、生きてられそうにないです)

あ、でも、一つだけいいニュースもありましたね。
日大アメフト部の学生クン。
いい子だね~。お手本にしてほしいよね~。
あの子に言ってあげたい。
「君は弱虫なんかじゃないよ。真実と向き合う強さをもっているんだから」

薬剤耐性対策 おかしな診療報酬改定

日本では、抗生物質を使いすぎ、とよく言われます。
その結果、薬の効かない菌(薬剤耐性菌)が増えて、
肺炎や、手術後、抗がん剤のあとの感染症といった、重篤な症状になっても、
使える薬がない、という、恐ろしいい状態になってきました。

抗生物質(抗菌薬)は、細菌を殺す薬であって、
インフルエンザや風邪など、ウイルスが原因の病気には効かないのですが、
日本では特に高齢者、子どもに「風邪を引いたので、抗生物質をください」
という患者や保護者が多いんだそうです。
(というか、日本以外の国では、ちょっとした風邪やインフルエンザで病院には行きませんけどね)
中耳炎とか、気管支炎とかになったことがあると、
予防的にほしいとか、軽いうちに治したいという人もいるようです。

医師のほうも、患者にそう言われると、断りきれないという状態が
当たり前になり…その結果が、薬剤耐性菌の横行です。

これについては、岩田健太郎先生の
「99・9%が誤用の抗生物質 医者も知らないホントの話 (光文社新書)」も出ていますが、
厚生労働省が昨年、ようやく、「抗生物質の適正使用の手引」を作成し、
軽い風邪や下痢には用いないよう勧めています。
…というか、
いまさらこれを医者に教えなくてはいけないということ自体に驚きました。

しかしそれだけでは足らないのか、
今年4月の診療報酬改定では、
乳幼児の風邪や下痢に際し、適切な説明により抗生物質の処方を避ければ、
医師に報酬が支払われることになりました。

ちょっと~。おかしくないですか~?
これが当たり前になったら、
どんな薬も、不必要だから薬を出さないという説明をして
診療報酬をもらう、ということになりませんか?
その前にやることは、
ちょっとした風邪ぐらいで病院に行く必要はない、国民に指導することでしょ。

昨年亡くなった小児科医の毛利子来(たねき)先生は、
子どもをクリニックに連れて行っても、何の薬もくれないことで有名でした。
「ここまで来られたなら、もう大丈夫」」「寝てれば治るよ」と言われたと、
私の友だちはいつも、ぼやいてました。
もちろん、それでも、診察料は払うわけなので、
なんか損した気持ちになるんでしょうね。
(だから、行かなくていいんだって)

そういう親の気持ちを利用して、
不要な抗生物質を出してきた医師が、今度は、
薬は必要ないからと指導して
抗生物質の処方料の代わりに、別の
診療報酬をもらうということなんでしょうか。
厚生労働省、ここまで医者の面倒をみるって、
小児科医を子ども扱いしすぎじゃないの?

というわけで、薬剤耐性菌については、
先日私も取材したAMR臨床リファレンスセンター
ガ充実した資料をたくさん公開しているので、参考にしてください。

ちなみに、診療報酬改定の、関連個所は以下のようになっています。

続きを読む

精神科の長期入院、問題が根深い

連日の、優生保護法下での強制不妊手術のニュースは、
障害者差別意識の根深さを
物語っている。
そして、こうしたことが明るみに出るのは、
被害者が声を上げるというきっかけが、あった。
一方で、行政、国の責任を問う賠償裁判があるのですが、
そこには直接的に手を下した人がいる(この場合は、産婦人科医か?外科医か?)。

優生保護法は、ナチスの断種法を真似して作った法律だが、
ナチスの犯罪については、直接的に犯罪を行った人たち(今では一般市民)は、
今も、生きていれば処罰の対象になる。
日本の場合はどうなるのか、
この裁判では
どのような法的な主張がされるのか、とても興味深い。

…というのが今日のテーマの前ふりで、
昨日、再放送で見たNHKのクローズアップ現代の
精神科病棟への長期入院の話も、
本当に深刻だと思った。

続きを読む

  

Extra

最近の記事

お気に入りに追加

全記事(数)表示

全タイトルを表示

FC2ブログランキング

FC2ブログランキング

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

  
     
    ★お母さんライター応援ショップ★
  
  
  
    デル株式会社
  
    ドクターシーラボ
  
    MoMAオンラインストアジャパン
  
    ANAの旅行サイト【ANA SKY WEB TOUR】
  
    SEARCH