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いま、一番すごい人

厚生労働省崩壊-「天然痘テロ」に日本が襲われる日厚生労働省崩壊-「天然痘テロ」に日本が襲われる日
(2009/03/31)
木村 盛世

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この間、新型インフルエンザのウォッチングをしていましたが、
その中で、最も明快に、説得力を持って発言しているのがこの、木村盛世さんです。

なんといっても、現職の厚生労働省職員。
感染症の専門家で、検疫官。
先日は、国会の参考人として「検疫は政府のパフォーマンスに過ぎなかった」と発言しました。
パフォーマンスを命じられた張本人が、こう言ってのけたのです。

厚生労働省は国民の生命と健康を守ってくれるお役所だという信頼は、
年金問題や肝炎問題などでかなり低下していましたが、
それでも10%ぐらいは幻想を持っていましたが、
この本を読んで、その幻想は1%以下になった感じです。

つまり、全職員の中で、そのくらいしか信頼できる人はいなさそうだ、ということです。
しかもそういう人は重要なポストにはいませんから、
まっとうな職員の意見は政策には反映されません。

そもそも自分の意見など持ってはいけない厚生労働省の中に、いつまでとどまれるのか、
それはわかりませんが、どうか、中でがんばってほしい。

母親の介護と双子の育児を抱えるシングルマザーでありながら、
日本の感染症対策に真剣に取り組んでいる女性です。

ちなみに、この間の新型インフルエンザに関する発言は、
彼女のオフィシャルサイトで読めます。
ロハス・メディカルのインタビュー
直近で、ダイヤモンドオンラインのインタビューもあります。


新型インフルエンザ対策で彼女が言っているのは、
・感染症には感染拡大を防げるものと防げないものがあり、
インフルエンザは防げない感染症である。
・したがって、国がやるべきことは重症患者を救う医療体制の整備しかない。
ということです。

もし私たちが新型インフルエンザにかかった場合はどうすればいいか。
・重症でなければ病院には行かない、
・タミフルは軽症なら使うな、
・予防投薬などもってのほか
とも言っています。

この本と併せて読めば、その理由がわかります。

「あき・れ・る」京都教育大学学長

映画「おと・な・り」に便乗して、タイトルを「あき・れ・る」にしてみました。

京都教育大学学生の集団暴行事件です。

事件そのものもひどいですが、
被害者の告発にもかかわらず、大学は加害者の学生を処分はしたものの、
事件を何カ月も隠蔽していました。

学長会見で寺田学長は事件を「公然わいせつ事件」だと言い、
「教育的配慮」から事件を警察にも届けなかったと言っていました。

は?

「公然わいせつ」って、あの、草なぎくんが公園で裸になった時に、聞いた言葉ですが。

これは明らかに、強かん事件でしょう。
(「かん」の字は、女が三つという不思議な漢字で、
女性が被害にあうのは仕方がない、という隠れたメッセージがある気がするので、
使うのはやめました)
強かんと準強かんの違いはよくわかりませんが、刑法上の「犯罪」であることは間違いありません。

そして、性的な暴力(精神的暴力も含め)は、どんなに「小さい」事件でも
人権を踏みにじるものです。
人間が生きていくうえで、人権より大きなものはない!のですよ。

しかし、学長はいまだに、京都教育大学のHPにのせた「お詫び」コメントでも
事件を「わいせつ事件」と言っています。

これは、被害者を二重に苦しめるもので、学長発言そのものが「二次被害」だと思います。

裁判を担当している弁護士の方、
学長も名誉棄損や人権侵害で訴えるよう、被害者にアドバイスしてはどうでしょうか。

事件隠しが「教育的配慮」っていうのも、同じくらいに、あきれます。

教育をもう一度受けなおさなければならないのは、
学長はじめ大学当局幹部ではないですか?

こういう、まったく人権を理解していない人が、
「国立教育大学」の学長に選ばれ、そしてその大学で教員が養成され、
付属の学校でエリートの子どもたちが教育されているんですね。

「あきれる」を通り越して、「あき・ら・め」に近い感覚です。

もうひとつ、私があきれているのは、
欧米なら一面に取り上げられるはずのこの事件が、
新聞ではほとんど取り上げられていないこと。(関東ではとくに)

日本の新聞社が「女性の人権」にどれだけ無関心か、ということですね。

これは、今に始まったことではありません。

過去には国連でさえも、そうでした。

「女性・戦争・人権学会」のHPには次のようにあります。

   1993年にウィーンの国連人権会議で、「女性の権利は人権である」ということが世界的に認知され、その後95年の北京女性会議ではこれを踏まえて北京宣言、北京行動綱領が採択されて、長い男性支配の中で闇に閉ざされてきた女生の人権に光が当てられるようになりました。

この動きを作るために、たくさんの女性が世界のネットワークをを駆使して、
がんばったのですよ。

日本の新聞社にはこうした国際的な動きを知る人もいないので、
やっぱり、人権とは何かから勉強してもらわないといけないみたいです。

あ~あ。


  

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