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ローマ法王の休日

ローマ法王の休日 [DVD]ローマ法王の休日 [DVD]
(2013/02/02)
ナンニ・モレッティ、ミシェル・ピッコリ 他

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去年、試写会で見たこの映画。
いま見ると絶対面白いはずなので、紹介します。

タイトルは原題ではないとはいえ、あまりにおふざけなので、
期待しないで見たけれど、
意外に面白かった。
去年(?)のカンヌ映画祭で、評判になったというのもうなずけます。
クリスチャンでない私でも(だからこそ?)十分、楽しめました。

いま、ローマ法王が退任されるとのことで、次の法王選びをすることになりましたが、
なんとなく、今の状況を予感していたのでしょうか。

この映画では、法王が亡くなり、
新しい法王が誕生するまでのいろいろなことを描きます。

選挙で選ばれた法皇様が
「私にはそんな大任は無理です。私は法王なんか、やりたいくない!」と言って、
逃亡してしまうのです。
ローマの街中を逃げ回り、
最後は連れ戻されて一件落着と思いきや、………。
意外な結末に、私は拍手!でした。

何が面白いかというと、
まず、バチカンという世界一小さな国はどんなふうになっていて、
そこに世界中からえら~い神父さま(枢機卿)が集合して、
法王を選ぶ選挙が
どんなふうに行われるのか、
というのを、
事細か~に描いていて、それがとても興味深いです。

枢機卿の中には、自分こそ法王にふさわしいと思っている人もいるのに、
決選投票しているうちに、
なぜか、選ばれたくないと思っている人が選ばれてしまいます。

プレッシャーに弱く、生真面目で人間臭い法王は、
食事ものどを通らなくなり、
精神科の診察を受ける羽目に。

このあたり、ちょっと、日本の皇族のことも思い出してしまいそう。
だって、
もしそれが自分なら、すべての自由を失ってまで、なりたいとは思わないはずのものに、
「なりたくないはずないでしょ」「王妃なんだから王妃らしくしなさいよ」
「病気治せばたのしく暮らせるよ」
といっているのとおんなじなんだもん。

「見る」と「なる」のは大違いの法王に、だれかがならなくてはならない。
それが決まりだから。仕組みだから。

バチカンがこの映画をよく、許したもんだなあ、
やっぱり、太っ腹なのかもしれないなあ。
いろんな意味で。

ケア付きマンションの患者あっせん業?

いま、国会中継を見ています。
参議院予算委員会で民主党・新緑風会の梅村聡議員が質問中。

先程、都市部に増えているケア付きマンションの患者を
病院やクリニックにあっせんする業者が出ているということを質問しました。

この議員は内科医で、自らがんであることを国会でカミングアウトして、
がん対策基本法制定をさせた故・山本議員のあとを継いだ方だそうです。

で、そのあっせん料は、初回が15000円プラス消費税、
その後、診療報酬の約2割を、キックバックするというような仕組みだということです。
そうなると、医療機関は医療のダンピングをしている可能性がある、
(実際は、不要な薬を出すなどで取り戻そうとするかもしれない)
そういう業者が紹介した医療機関は、患者の施設から遠いために、
病気が大変な時や看取りの時は往診をしてくれず、
結果として、地域包括医療制度を壊すものである、という見方をしており、
政府に、実態調査を約束させました。

この方の質問、分かりやすくて、
なかなか、聞きごたえがあります。
その前にやっていたのが生活保護の人の医療施設の件、
最後は、終末期医療の話でしたが、
麻生元総理の前日の「さっさと死ねるように」発言をうまく持ち上げ、
終末期医療の在り方について、
国民的議論のきっかけとなる発言であったのに、と
うまく議論にまきこんでいました。

いずれにしても、このあっせん業問題、注目していきたい話題です。




中国からの大気汚染問題

PM2.5(微小粒子状物質)が中国から飛んでくるという、
新たな環境汚染が問題になっています。

どんな物質なんだろうと思って調べてみたのですが、
通常の大気汚染で、問題にされてきた硫黄酸化物(SOx)とか窒素酸化物(NOx)といった
物質名ではなくて、
こういう物質がガス状になり、大気中で化学反応を起こしたり、
工場で物が燃やされたときに直接発生したりする、微小粒子のことをいうんですね。
つまり物質名そのものでなく、小さいつぶつぶというような意味です。

で、どのくらい小さいかというと、髪の毛の太さの30分の1ぐらい。
なので、
肺の奥まで入り込んで、肺がんや呼吸器系、循環器系の
病気の原因になるのではないか、と「懸念されている」ということです。

(環境省の「微小粒子状物質(PM2.5)に関する情報」サイトを参照)

日本でまったく観測されてこなかったわけではなかったのですが、年々減って、
都市部では15μg/㎥ぐらいにまで下がっていたところ、
中国から飛んできた物質のため、
「1年平均値 15μg/m3以下 かつ 1日平均値 35μg/m3以下」
の基準値に対して、いまは、一日の基準値を超える場所もあるそうです。

空には国境がないから、日本の原発事故では、
あちらにも放射能は飛んだのだろうと思いますが、
今の報道の仕方は、そんなこともすっかり忘れて、
反中国感情をあおるのが気になりますね。

大気汚染はもちろん困るので、
国境を越えて、対策を強化する仕組みを
考えるべきですよね。
それに、大気汚染は、いずれは海や大地の汚染に
なっていくのだと思います。

公害大国日本には、いろいろな知恵があると思うのだけど、
いまみたいな原発推進、中国大嫌いの政府が
何かやろうとしても、説得力いまいちだしなあ。



柔道女子15選手に拍手!

女子柔道日本代表の園田監督の暴力行為を告発した15人の選手たち。

がんばりましたね。

最初は、監督辞任さえもする気がなかった中で、
監督を辞任に追い込み、さらに、
「監督をやめさせるのが目的ではない、柔道連盟の体質に問題がある」と
追及して、理事もひとり辞任せざるを得なくなりました。
問題が起こったときに、自分たちで調査するという
閉鎖的な体質も変えてほしいですね。

選手たちは2008年から暴力問題を告発していたのに、
握りつぶされていたというのですから、
どこか、
勝つためには暴力ぐらいはがまんしろ、
選手が勝つのは指導者がすごいから、
絶対服従しろ、
みたいな思い違いがあったのでしょうね。

それにしても、体罰はいけない、
ということが社会全体で
なかなか通らないのはなぜかな。

ニュージーランドでは、
親の体罰も禁止の法律ができたと聞いたことがありますが。
国民投票があったんじゃなかったかな。

もちろん、命の危険があるようなことをしたときに、
手が先に出てしまうということはありますが、
それは、信頼関係の中で許してもらえると思います。

まあ、この機会に、とくにスポーツ界は、
実態をどんどん明るみに出して、
処罰も含め、きっちり議論した方がいいですよね。

その見本になるのが、今回の女子柔道選手。
彼女たちもいずれは
指導者になっていくのだと思いますが、

ひとりで告発しても解決しにくいけれど、
団結して行動すれば変えられる

暴力をふるわなくても指導できるという
お手本を示してくれているのは、期待できますね。
拍手!
  

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