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医療の質・安全学会

3連休のうち、二日間は、医療の質・安全学会に行ってきました。

この学会はまだできて間もないけれど、
名称からもわかるように、医療の質と安全を高めようという人たちが一堂に会するのですから、
とても有意義な内容でした。
もっともっと評価されるべき学会だと思います。

政府の医療費削減の嵐の中で、
医師も足りない、スタッフも足りない、
医療事故があるとすぐに訴えられる、
大野病院事件のように逮捕もされかねない…。

普通なら、思考停止になりますよ。ここまで大変だと。
少なくとも私なら、家で寝ているほうがいい、と思うでしょう。
でも、皆さん、全国から集まりました。
そして、本当に、頑張っていろいろな取り組みをしています。
頭が下がります。

ただ、部外者からみるとわからないこともたくさんあって、
今この時期に開かれて、なぜ、新型インフルエンザ対策が語られないのだろう、とか、
病院の医療事故を防ぐために絶対的に必要な、
一つの病院の事故がすぐにどこかに報告されるシステムがなぜ作られないんだろうとか、
産婦人科でも3年前にそういうシステムができているそうですが、
作られていてもなぜ機能していないんだろう(実際の事故の半分しか産婦人科医会には報告されていない)と、
素朴な疑問がむくむくとわいてきたのも事実です。
事故が明るみに出るのは、大体、何カ月もたってからだし、
隠していて、マスコミに暴かれると、どう考えても
責任追及だけに目が行ってしまうのに、なぜ多くの病院は事故を隠し、
すぐに謝らないんだろう、とか。

この領域は、患者との連携も一番必要とされるところなので、
専門家にお任せするのではなくて、
素人の素朴な疑問をぶつけていく必要があるかもしれません。

医療の安全からいえば、命にかかわるような重大事故をどうやって防ぐかが
優先課題となりますが、
患者一人一人にとっては
骨折はQOLにかかわる問題だし、
医師や看護師の一言で傷つくこともあるし、
それを後回しにされていいというものではありません。

責任追及も必要だけど、それは再発防止のため、ということろで、
患者と医療者の利害は一致しているはずですから、
患者と医療者が対等な立場で医療をよくしていこうという場が必要だと思います。

ただ一つ言えることは、今の医療費の範囲で改善できることは非常に少ないので、
そういうことをするには相応の覚悟と負担が必要になるということです。

それにしても、医療は幅が広すぎるなあと感じた2日間でした。

(いろいろ考えながらも、会場の東京ビッグサイトの会議場では、
ここは「SP」のあのシーンで使われたところだわ、とか思い出してました。
それでもって、せっかくの秋晴れの連休が仕事でつぶれたのではかわいそうと、
子どもとダーリンを呼びよせて、
大江戸温泉物語でお風呂に入って、手裏剣や吹き矢で遊んできました)

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