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チェルノブイリから20年

4月26日から、ずいぶんたってしまいましたが、
チェルノブイリ原発事故20年に、書きたかったことを書きます。

チェルノブイリ事故後にコンクリートに封じ込められた放射能は、
石棺がすでに寿命を迎えていて、
いつまた地球規模の大惨事につながるかわからないといいます。

そして、放射能の被害は、今もまだたくさんの人の身体から次の世代へと続いています。

最近読んだ本「タッチ」(ダニエル・キイス)…放射性物質に被曝した不妊治療中の夫婦の物語も、放射能の不気味な怖さを描いています。

ミュージシャン坂本龍一さんのブログは、
原発関連の動きをウォッチングしています。
http://blog.sitesakamoto.com/
ところで、私は、前の仕事で、原発関係の取材をかなりやりました。
原発や関連施設の候補地とされたところの反対運動の取材がほとんど。
現地に行くと、おいしいものが食べられるのが魅力でした。

北海道の高レベル廃棄物処理施設の候補とされた幌延(ほろのべ)。
ここは、人間の数より牛の数のほうが多い牧草地帯で
町長が、過疎化対策として、
「原発でも自衛隊でも、何でも来てくれ」と誘致していたのでした。
ここでいただいた、とりたての牛乳もおいしかったけど、
牛乳にお酢を加えて作る自家製カッテージチーズが絶品でした。
アイヌネギというニンニクよりも精力のつきそうなネギのおひたしも最高。

札幌の近くにできた泊(とまり)原発の反対運動にも
札幌で自然食のレストランをやったり、
有機野菜の八百屋さんをやっている友達がたくさんいたので、
原発ができる前は何度か行きました。
八百屋の友だちは、海に行っては、
捨てられてしまう小魚をタダで漁師さんからもらってきて、
たぬき小路の店で売りさばいていました。

青森県の六ヶ所村もかなり行きました。
六ヶ所村には低レベル放射性廃棄物の処理施設、高レベルの貯蔵施設(といっても、ほとんど永久保存)施設、そして隣の大間には大間原発ができてしまいましたが、私が最初に行ったときは、
一面に原野が広がっていました。
大間の本マグロの一本釣りの漁師さんの家に泊まったときは、
イカの季節だったので、
イカの刺身、イカの酢の物、塩からなど、
イカ料理が朝からずらりと並びました。
ホタテはびっくりするほど大きくて
殻付きのまま、お醤油をたらして焼くと、もう…よだれが…。
六ヶ所村では当時、反対運動で有名だった「カッチャ軍団」という
おばちゃんたちの、海で拾った昆布のから揚げをお茶うけに
話を聞きました。
どこへ行ってもホヤの酢の物が必ず出されますが、
これだけは、ちょっと…。あの苦味は、いまだに慣れません。

対岸に上関原発ができそうで最後の攻防戦をやっている
瀬戸内海の祝島にも行きました。
ここの名物はサヨリ。一夜干しがとってもおいしい。
地元の人がでっかいやかんに作って飲んでいるビワ茶も
飲みやすくておいしいので、よく通販で買っていました。
いろいろ効能もあるらしく、これは今も通販で買えます。

ほかに、原発ができているところも、
福島、新潟、福井(敦賀)、四国と
いろいろ行きました。
原発があると海の水が温まるので、
魚が大きく育つとかいって、養殖もしていますが、
海の幸を安心して食べられないのは、つらいです。

どこの町や村も、原発ができると、
兄弟や親戚も、ときには親子でさえ
賛成か反対かで壮絶な争いが起こり、
人間関係がずたずたになってしまいます。
一度は反対していた人々も、
息子の就職が原発関連の工事などに決まると、口を閉ざし、
道で会っても顔を背けるようにして去って行くといいます。

こうして、おいしいものが安心して食べられなくなるし、
地域のお祭りもみんなでできなくなるから消えてゆくし、
原発の交付金でできた大きな体育館や施設も
後に残るのは膨大な維持費だけ。

都会に電気を送るために、漁村や農村が人間らしさを失っていくという構図は、やっぱりおかしいですよね。

だから私は、反対です、原発。
といっても、私にできることは、無駄な電気を使わないこと、
原発推進のための仕事は引き受けないことぐらいですが。
(あまりのギャラのよさに、ぐらつくことも、正直あります)

放射能には、人を差別しないことくらいしかいいことはなくて、
(チェルノブイリ原発事故のとき、原発反対の中心的なNGOに、
宮内庁から、何を食べれば安全かという
問い合わせがあったことは、有名な話です)
放射能と人間は共存できません。

医療放射線は別ですよ。管理がずさんだと怖いですけど。

最近では、志賀原発差し止め訴訟で住民が勝ちましたね。
今の地学の研究レベルで見ると、日本の原発はほとんど、
危ない活断層の上に建設されているということになるのですが、
今もあちこちで、危ないものが動いています。

そして、「放射能漏れはなかった」というような小さな事故でも、
放射能漏れを防ぐために、
中で働いている人が被曝して白血病などにかかって亡くなっています。
(浜岡原発の事故で亡くなった技術者のお母さんの話も聞きました)

皆様、とくにお子さんのいる方は、
賛成でも反対でも、最低限、
事故が起こったときのために、
家にはヨード液(薬局で買える)、
またはとろろ昆布を常備してくださいね。
これをすぐ食べれば(飲めば)
甲状腺に放射能が取り込まれるのを防いでくれますよ。

ヨード液は事故対策として
全国の自治体に保管されていると聞いたことがありますが、
人数分あるかどうか定かではないし、
事故は、いつも何時間もたってから発表されるので
間に合うかどうかわからないのですが、
ないよりまし、ということで…。


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