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「木靴の樹」

どこかで聞いたタイトル?
と思ったら、1979年に岩波ホールで上映され、その後も何度か上映された映画。
1978年にカンヌ国際映画祭『パルム・ドール』賞を受賞していた。
でも、はじめて見ました。(生まれてなかったとか、言いませんから。)

今回は、同じエルマンノ・オルミ監督が83歳で作った最新作「緑はよみがえる」の
4月の公開に合わせて、3月26日からリバイバル上映されるそうです。
木靴の樹


19世紀末のイタリアの農村。地主から家、土地、農具や家畜までも借り受けて
農業を営む4軒の農民たちが主人公。

まず、惹かれるのがその画像。
景色の美しさはもちろん、土の匂い、家畜の糞の臭いまでしてきそうな農業の風景。
教会や町民の住む街中、祭りの人だかり。
そのワンシーンワンシーンが、まるで、重厚な絵画を見ているよう。

そして、人々は、
貧しい中で、大人も子供も老人もそれぞれの役割を果たしながら、
助け合い、言葉少なに、黙々と働き、暮らす。
その日常が延々と描かれていて、
このまま何も起こらずに終わるのか、と思うほどだが、
終わり近くに、ある一家が、貧しさゆえに、理不尽な目に合うことになる。

武器もない、理論もない農民たちに、当たり前の暮らしができる日がいつの日か来るのか。
神ではなく、人の力で、きっと変えられる日が来ると思えるかどうか。
それは、見る人がこの映画のどこかに希望を見出せたかどうか、にかかっている気がした。

本当に、いい映画なので、ぜひみてください。
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