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精神科の長期入院、問題が根深い

連日の、優生保護法下での強制不妊手術のニュースは、
障害者差別意識の根深さを
物語っている。
そして、こうしたことが明るみに出るのは、
被害者が声を上げるというきっかけが、あった。
一方で、行政、国の責任を問う賠償裁判があるのですが、
そこには直接的に手を下した人がいる(この場合は、産婦人科医か?外科医か?)。

優生保護法は、ナチスの断種法を真似して作った法律だが、
ナチスの犯罪については、直接的に犯罪を行った人たち(今では一般市民)は、
今も、生きていれば処罰の対象になる。
日本の場合はどうなるのか、
この裁判では
どのような法的な主張がされるのか、とても興味深い。

…というのが今日のテーマの前ふりで、
昨日、再放送で見たNHKのクローズアップ現代の
精神科病棟への長期入院の話も、
本当に深刻だと思った。

一度、統合失調症(昔の病名は違うと思うが)
と診断されたら、入院を余儀なくされ、
40年、50年と、精神科に、まさに「収監」されてしまう。
その診断を下しているのも、
医師であり、家族の同意(それがないときは、行政の長が関与しているはず)だと思う。

明らかな人権侵害が、実は日本全国で今も続いていると思われる。

去年、山形県酒田市の山容病院という精神科の院長、小林さんの講演を聞き、
その確信を得た。
この先生は、この病院に就任してすぐ、
長期入院患者の何十年分ものカルテを全部チェックし、
何が長期入院や薬づけの治療につながっているのか、
という原因を調べたのだという。
いくつかの問題ガあることを突き止め、
減薬に取り組み、入院患者を減らし、
一方で、地域に開かれた精神科病院づくりに取り組み、
経営的にも成り立つことを実証しているとのことでした。

本当に入院が必要な人なのか、そうでないのか、
診断するのは医師ですが、
この先生が言っていたのは、
精神科の病気は、本人が学ぶことで、
改善できるということです。

NHKの番組では、医師も出ていましたが、
医師同士は結局、診断ミスとか指摘することもできないのでしょうね。
「治療方針の違い」にされてしまう。

やはり、
精神科の患者さんには「インフォームドコンセント」、
自己決定権があるという認識
にたたないと、なかなか変わりませんね。










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